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データドリブン文化形成に困ったらTableau Blue Printを見てみよう

昨今叫ばれている「データドリブン文化」と言う言葉。

会社の幹部の口から耳にタコができるほど聞いている人もたくさんいらっしゃるかと思います。はい。私もです。

平たく言うと、「過去の実績や経験に頼るのではなく、データで論理的に正しい意思決定をしていく」なんですが、じゃあ具体的に何すんだよ!というのが事務方の悩みかと思います。

それもそのはず、データドリブンカルチャーの形成には環境構築、人材育成、コミュニティなどやらなければいけないことが無数にあり、どれが優先度が高いのか、そもそも何をどのタイミングでやらないといけないのか。

それすらわからないことだらけかと思います。まじむりぃ。

そんな担当者に必見なのがTableau Blue Printと呼ばれるBI分析ツールで有名なTableau社がネットに掲載しているベストプラクティス集になります。

これほんとに素晴らしいです。

Tableauの営業担当の方になぜこのBluePrintができたのかを直接話を伺ったところ、過去ユーザのデータドリブンカルチャーを形成するお手伝いをする中で幾千もの課題にぶち当たり、失敗を繰り返してきたそう。

その過程で失敗となった原因、うまくいった成功例を体系的にまとめあげ、どのようにすれば効率的にデータドリブンカルチャーを築き上げることができるかを書き記したのがこのTableau Blue Printになっているとのことでした。

しかもすごいのがそのノウハウ集が無料で公開されていると言う点。ありがてぇ。(会員登録は必要)

詳細は割愛しますが、データドリブンカルチャーの形成に必要な「エグゼクティブの同意」「環境構築(アジャイル性)」「教育」「コミュニティ」について、段階的に何を実施していけば良いのかが順序立てて書かれています。

使い方として、まずは全体を流し読み(目次レベル)、自社ができているところ、できていないところのあたりをつけ、課題になっている部分を集中的に読み進めるというのをお勧めします。

なんせPDFにして200ページ以上とボリューム満点、最初からガッツリ行こうとすると腹を下しそうになります。

私の場合はコミュニティの形成で非常に役立ちました。

コミュニティを形成する上で必要なコンテンツ、注意すべきポイントなどが書かれており、正直このベストプラクティス集がなければ途方にくれていたでしょう。

ただ、このBlue Printの通りにやれば完璧かというとそうでもないのも事実。

会社によって環境もステータスも異なるため、これをいかに活用し、アレンジするのかという視点が必要になってくるかと思います。私も道半ばのくせに偉そうなこと言ってすいません。

とにかく、このBluePrintのおかげで何から始めないといけないのか、そこに悩むことはなくなると思いますので、上司にデータドリブンだ!と無茶振りされた担当者はぜひ一度読んでいただくことをお勧めいたします。

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